AJCC2017の傾向は?好走条件に合う注目馬は?

AJCC傾向
スポンサーリンク



過去10年のデータを分析して、2017年AJCCの傾向を調べてみました。

 

AJCCはどんなレース?

 

アメリカジョッキークラブカップ(AJCC)は、中山芝2200m・4歳以上で行われるG2レースの別定戦です。

これまで、1月開催のAJCCはG1につながるようなレースではありませんでしたが、4月の大阪杯(G1、阪神・芝2000m)が出来たので、ちょっと変わってくるかもしれませんね。

芝2200mになったのは1985年以降。2002年と1996年は東京開催。

コース特徴はこちらの記事を見てね

中山競馬場の芝2200mコース特徴は?タイムはどのくらい?

2016.09.13

 

AJCCの脚質の傾向は?

脚質 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 複勝率
逃げ 1 2 0 10 7.70% 23.1% 23.1%
先行 6 5 3 24 15.8% 28.9% 36.8%
差し 3 2 7 31 7.00% 11.6% 27.9%
追込 0 1 0 39 0.00% 2.50% 2.50%

逃げ・先行タイプの活躍が目立ちます。

後方一気の競馬では、まず好走は期待できません。追い込みで連対したのは、10頭立てのレースでした。

差しタイプでも、ある程度前の位置にポジションとれないと厳しいでしょう。

逃げタイプに注目すると、人気馬の逃げよりもノーマークの逃げ残りが目立ちます。

過去10年で連対した逃げ残り3頭は、前走で逃げておらず、思い切った逃げがはまるパターンとなっています。

前走で後方からの競馬をするタイプの馬でも、AJCCになると3コーナーから早めに動いて上位に食い込むパターンはよくあります。

なので、これまでの実績で差し・追い込みタイプだからと見切ってしまうと痛い目にあうかもしれないので注意しましょう!

 

タイムの傾向は?

馬場 勝ちタイム 前半-後半3F 1000m通過 勝馬上がり 1着 2着
2016 2:12.0 36.3-35.4 60.8 34.9
2015 2:13.6 37.7-34.6 63 34.4
2014 2:14.0 36.5-36.4 61.1 35.5
2013 2:13.1 36.0-36.3 59.7 36
2012 2:17.3 37.3-36.3 63.8 35.6
2011 2:14.2 37.9-35.1 63.4 34.7
2010 2:12.6 36.3-35.1 60.5 34.7
2009 2:13.9 36.6-35.9 61.5 35.4
2008 2:13.6 36.7-36.0 61.2 35.4
2007 2:12.8 36.6-37.0 60.2 35.3

1000m通過が61秒~63秒台のスローペース傾向となっています。

スローといっても、上がり3F勝負のようなレースではなく、ラスト5F(1000m)のロングスパートをするようなレース展開のイメージです。

前のほうへポジションとれないと勝負にならないので、各馬が早めに仕掛けてくる競馬となりやすいようです。

近年では特にこの傾向が強くなっています。

勝ちタイム平均は2分13秒台前半くらい。2分12秒前半のタイムなら、かなり優秀なタイムです。

前半スローからのロングスパートが上手なタイプには警戒が必要です。

 

以下、ラップ・位置取りの過去5年データです。

少頭数だった2012年と2013年の位置取りは影響なかったと思うので、2014~2016年のデータに注目してください。

連対した馬は、4コーナーで馬群の半分よりも前の位置にいます。

4コーナー位置取りの、1着は赤色、2着は青色、3着は緑色

2016年

12.3 – 11.2 – 12.8 – 12.2 – 12.3 – 12.0 – 12.0 – 11.8 – 11.6 – 11.8 – 12.0

4コーナー 14,16,6(5,3)(1,13)11(7,8,9)(12,10,15)-2 4

2015年

12.6 – 11.7 – 13.4 – 13.2 – 12.1 – 11.9 – 12.1 – 12.0 – 11.4 – 11.2 – 12.0

4コーナー 12,14-(16,15)(6,9)(4,2,1,13)(5,8)11(7,10)(3,17)

2014年

12.5 – 11.1 – 12.9 – 12.2 – 12.4 – 12.3 – 11.9 – 12.3 – 12.4 – 11.9 – 12.1

4コーナー 13(7,15,11,2)(14,10)(4,12,1,5)(3,9)(6,8)16

2013年

12.3 – 11.5 – 12.2 – 11.6 – 12.1 – 12.2 – 12.4 – 12.5 – 12.1 – 11.5 – 12.7

4コーナー (*6,10,3)(5,4)8(9,1)(11,12)(2,7)

2012年

12.6 – 11.3 – 13.4 – 13.2 – 13.3 – 12.5 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.0 – 12.2

4コーナー (6,10,*11)(8,9,4)3(2,7)1,5

 

年齢の傾向は?

年齢 1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 複勝率
4歳 1 2 1 13 5.90% 17.6% 23.5%
5歳 3 0 4 20 11.1% 11.1% 25.9%
6歳 3 1 3 27 8.80% 11.8% 20.6%
7歳 3 3 1 24 9.70% 19.4% 22.6%
8歳~ 0 4 1 21 0.00% 15.4% 19.2%

高齢馬の活躍が目立つレースとなっています。

5歳~7歳までの年齢が中心。7歳といっても6歳から7歳になったばかりだし、まだギリギリ活躍できる時期ではあります。

人気になりやすい4歳が今一つ。

8歳以上で単勝オッズ30倍以内なら100%の確率で3着以内に好走しています。

牝馬の出走は少なく成績が悪いようです。1991年のメジロモントレー以来、牝馬の優勝はありません。

 

過去実績の傾向は?

 

前5走以内で、古馬のG2以上のレース勝ち実績のある馬のAJCC成績は[4-1-1-6]とかなり好成績を残しています。

G3勝ちや3歳重賞勝ちだと、[1-2-1-14]となり、あまり成績はよくありません。当然この中には人気馬も多く含まれておりました。

G2なのに重賞連対経験のない馬でも、そこそこ3着以内に来ています。実績がなくても調子の良い馬なら活躍することは可能なレースです。

あと、AJCCで活躍する馬の多くが、小回りコースで好走実績がありました。

 

スポンサーリンク

 

枠の傾向は?

1着 2着 3着 4着
以下
勝率 連対率 複勝率
1 0 1 1 12 0% 7.10% 14.3%
2 1 0 2 11 7.10% 7.10% 21.4%
3 4 1 0 9 28.6% 35.7% 35.7%
4 0 1 2 13 0% 6.30% 18.8%
5 2 2 2 11 11.8% 23.5% 35.3%
6 3 3 0 13 15.8% 31.6% 31.6%
7 0 1 2 17 0% 5.00% 15.0%
8 0 1 1 19 0% 4.80% 9.50%

中山芝2200mは中枠がやや好走傾向がありますが、AJCCでもその傾向がみられます。

4枠、5枠、6枠のいずれかが、毎年3着以内に来ています。

 

人気の傾向は?

  • 1人気[2-0-0-8]
  • 2人気[4-2-2-2]
  • 3人気[1-1-2-6]
  • 4人気[2-0-1-7]
  • 5人気[1-2-0-7]

勝ち馬は、1人気~5人気以内で決着しています。

ただ、1人気の2勝のみという数字は、少し信頼性のない感じはしますので、1人気の見極めがポイントになりそうです。

ヒモ荒れは11人気以内で収まっており、中波乱の傾向となっています。

1人気をバッサリ切って、2人気~5人気を軸に11人気までの馬を選ぶような馬券が良さそうです。

 

馬体重の傾向は?

馬体重 1着 2着 3着 4着
以下
合計 勝率 連対率
400~419kg 0 0 0 1 1 0.00% 0.00%
420~439kg 0 0 0 3 3 0.00% 0.00%
440~459kg 0 0 2 11 13 0.00% 0.00%
460~479kg 1 0 0 22 23 4.30% 4.30%
480~499kg 7 6 5 34 52 13.5% 25.0%
500~519kg 2 2 2 25 31 6.50% 12.9%
520~539kg 0 1 1 8 10 0.00% 10.0%
540kg~ 0 1 0 1 2 0.00% 50.0%

出走数が多い480~499kgの馬が活躍しやすいのは当然な結果ですが、ここまで偏るのは珍しいので注意が必要です。

あと、前走比較で+16kg以上の馬の成績は良くありません。

  • 2014年レッドレイヴン1人気+20kgで4着
  • 2013年ネコパンチ6人気+24kgでシンガリ負け
  • 2012年リッツィースター5人気+16kgで10着
  • 2010年アドマイヤコマンド7人気+16kgで12着

 

血統の傾向は?

 

過去5年でみると、ディープインパクト産駒が最も活躍しています。

[2-1-0-6]という成績。

ディープインパクト産駒らしく切れ味をいかした後方からの競馬をしたディープ産駒は全く活躍していませんが、先行したディープ産駒は、かなりの確率で活躍しています。

 

AJCCの傾向まとめ

 

近年では、前半スロー展開で後半早めのロングスパートとなりやすい。

逃げ・先行タイプが活躍するレースです。元々、差し・追い込みタイプの馬も思い切った先行策やまくり戦法を仕掛けてくるので注意が必要です。

小回りコースで実績がある馬はプラス材料となります。

勝ち馬は、5歳~7歳で決まりやすい。

前5走以内で、古馬のG2以上のレース勝ち実績のある馬は好走します。(G3勝ちや3歳重賞勝ち程度の実績だと信頼性は低い)

1人気の信頼性は低い。前走比較で馬体重+16kg以上の馬や、後方からの競馬ばかりの馬や、前半が超スローで上がり3F勝負の競馬しか実績のない馬はマイナス材料。

先行できるディープインパクト産駒ならプラス材料。

480~499kgの馬は好走傾向。

 

AJCCの注目馬は?

 

◎ゼーヴィント

先行できるディープインパクト産駒。AJCCと同じコースのセントライト記念を先行してディーマジェスティのクビ差2着の実績もあるし、前走の福島記念で小回りの福島コースを早めに仕掛けて2着に来た内容もAJCCにつながるレース内容でした。

中山コース[2-1-0-0]パーフェクト連対とコース適正バッチリ!

他では、480kg台の馬体重など好走条件に多くあてはまり、大注目の1頭です!

〇ミライヘノツバサ

OP以上の連対実績は無いものの、先行力を活かした競馬により中山コース[4-1-1-1]と得意なコース。

また、2200m[3-0-0-0]と距離適性もバッチリ!しかも、夏よりも冬のほうが好走するタイプ。

良い枠を引きました。さらに評価上げで!

▲リアファル

前走の金鯱賞は11か月ぶりで太目で5着は頑張ったほうだ。叩かれて良化しているようなら狙いたくなります。

神戸新聞杯を逃げてリアルスティールを破り、菊花賞ではキタサンブラックと0.1差の3着の実力は本物だと思います。

好走傾向の5歳馬&先行力は魅力。馬体重を絞れてたら評価上げで!

△クラリティスカイ

NHKマイル(G1)勝ち実績のある馬が前走の中山金杯をトップハンデ57.5kgを背負い先行して2着。ようやく復調気配か?ただ強い相手がいなかっただけとも感じるので鵜呑みにできない。

△クリールカイザー

2015年のAJCC勝ち馬。ただ、このときの1000m通過が63秒という超スローペース。このペースで逃げ切り勝ちができたのは展開に助けられたことが大きいようです。

ペースが上がったときの不安は大きく、8歳という高齢も考えるとちょっと厳しいか?外枠引いたので評価下げ。

ヤマニンボワラクテ

6歳セン馬で先行タイプ。重賞実績もないし、最近の成績も良くないので厳しいか?

ただ、2200mの距離は走る[1-2-0-1]し、3000mから2200mの距離短縮はこの馬にとってはプラスに働くと思います。

外枠引いたので評価下げ。

 

マイネルフロスト

先行力はありますが、去年の中山金杯2着~AJCC4着と好走した頃の勢いは最近見られません。

ギリギリ2000mまでの馬だと思うので、よほど調教で良い状態がみられない限り狙いづらい。

 

 

スポンサーリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です